結論:最初は中古の「セット」、合わないクラブはあとからお店で買い足す
初心者のクラブは、中古で十分です。買い方は、2つのステップに分けて考えるとかんたんです。
- ステップ1:最初は、ひととおりそろった中古の「セット」を買う:1本ずつ選ばなくていいので、迷わずに始められる
- ステップ2:上達して「合う・合わない」が分かってきたら、そのクラブだけお店で買い足す・買いかえる:自分のクセや困っていることを店員さんに伝えて選んでもらう
- 買う前は、グリップ・フェース・シャフトの3か所をチェック:状態が悪いものは避ける
なぜ最初は「セット」でいいの?
始めたばかりのころは、どのクラブが自分に合っていて、どれが合っていないのか、まだ分かりません。ボールにうまく当たらないのが、クラブのせいなのか、打ち方のせいなのか、見分けられないからです。
だから最初は、ひととおりそろったセットで同じクラブを使いながら、打ち方(技術)を身につけるのがおすすめです。ある程度打てるようになると、「このクラブは打ちやすい」「これはどうしても曲がる」と、自分なりの合う・合わないが見えてきます。クラブ選びにお金をかけるのは、そのあとで十分です。
はじめの体験メモ
僕のクラブは、ゴルフをやめた兄からもらったものです。最初は、どのクラブが自分に合っていて、どれが合っていないのか分からないと思います。だったら、まずは同じクラブで技術をみがいて、その技術をもっと発揮できるクラブを、あとから買いに行くのがいいと思っています。メルカリなどを見ると、セットで2〜3万円くらいのものはよくあります。
セットはどこで買う?
中古のクラブセットを買える場所は、大きく3つあります。
- フリマアプリ(メルカリなど):安いセットが見つかりやすい。ただし個人どうしの売り買いなので、写真をよく見て、気になるところは出品者に質問しよう。極端に安いものは偽物の心配もある
- ネットの中古ショップ:種類が多く、くわしい条件(長さ・硬さなど)でさがせる。ただし実物は見られないし、中古は原則として返品できないところもある
- ゴルフ用品店の中古コーナー・中古専門店:実物を手に取れて、店員さんに相談できる。お店によっては試し打ちもできる
フリマやネットで買うときは、次に書く「買う前のチェック」を、写真や説明文でしっかり確かめましょう。自分で判断するのが不安なら、お店で相談しながら選ぶと安心です。
セットの中身:7本くらいあれば十分
ルールでは、ラウンドに持っていけるクラブは14本までです。でも初心者は、14本を打ち分けるのはむずかしく、使わないクラブが出てきがちです。
なので最初のセットは、ハーフセット(7本前後)くらいで十分です。たとえば、こんな組み合わせです。
- ドライバー:いちばん遠くに飛ばすクラブ。最初の1打で使う
- フェアウェイウッド(3番ウッドなど):2打目で、まだ遠いときに使う
- アイアン(5番・7番・9番など):数字が小さいほど遠くへ飛ぶ
- サンドウェッジ:バンカーや、グリーンの近くで使う
- パター:グリーンの上で転がすクラブ
セットによって本数や中身はちがいます。買う前に、ドライバー・アイアン・パターが入っているかは確認しておきましょう。キャディバッグ(クラブを入れるバッグ)がついているセットなら、バッグを別に買わなくてすみます。
ショートコースや打ちっぱなしなら、アイアン数本+パターだけでも楽しめます。全部をいっぺんにそろえなくても大丈夫です。
買う前のチェック:この3か所を見る
① グリップ(にぎるところ)
グリップは、使っているうちにすり減ったり、かたくなったりします。ツルツルにすり減っている・カチカチにかたいものは、手がすべってうまく振れません。グリップはお店で新しいものに取りかえることもできるので、状態が悪ければ、交換のお金も考えておきましょう。
② フェース(ボールを打つ面)
- まん中にへこみ・ひびがないか:ボールが当たるところなので、ここが傷んでいると飛び方に影響することがある
- アイアン・ウェッジの溝(みぞ)がすり減っていないか:フェースに入っている横の線が「溝」。すり減ってツルツルだと、ボールに回転がかかりにくくなる
なお、クラブの底(ソール)の傷は、地面とこすれてつくもので、性能にはほとんど影響しないと言われています。底がキズだらけでも、気にしすぎなくて大丈夫です。
③ シャフト(棒の部分)
- カーボン(黒っぽい素材)のシャフトに、ひびや深い傷がないか:打ったときに折れる心配がある
- スチール(金属)のシャフトにサビがないか:保管が悪かったサイン。中までサビていることもある
- 折れ曲がったあとがないか:床に置いてコロコロ転がすと、曲がっていないか分かりやすい
お店の中古には、S・A・B・Cのような「状態のランク」がついていることが多いです。ただし、ランクの基準はお店ごとにちがうので、ランクだけで決めずに、上の3か所を自分の目でも見ておきましょう。
自分に合うかのチェック:シャフトの「硬さ」
シャフトには硬さがあり、やわらかい順に L → R → SR → S → X のように書かれています。振るスピードがそこまで速くない人は、やわらかめの方が合いやすいです。
- クラブどうしで硬さをそろえる:アイアンはR、ドライバーはS…のようにバラバラだと、クラブごとに感覚が変わってしまう
- セットなら、硬さがそろっているかを見る:説明文や、シャフトに書いてある文字で確認できる
自分にどんなクラブが合いそうかは、このサイトのクラブ診断でも、かんたんにチェックできます。
ステップ2:合わないクラブは、お店で相談して買い足す
練習やラウンドを重ねると、「ドライバーだけ、どうしても右に曲がる」「このアイアンは重くて振りにくい」のように、自分に合わないクラブが分かってきます。そうなったら、そのクラブだけを買い足したり、買いかえたりしましょう。
このときは、ゴルフ用品店や中古専門店に行くのがおすすめです。店員さんに、次のようなことを伝えてみてください。
- 自分のクセ:例「ボールが右に曲がりやすい」「ボールが上がりにくい」
- 困っていること:例「ドライバーがうまく当たらない」「クラブが重く感じる」
- どうなりたいか(理想):例「まっすぐ飛ばしたい」「もう少し高く上げたい」
ここまで言えれば、店員さんもそれに合わせてクラブを選んでくれます。お店によっては試し打ちもできるので、実際に打ってくらべてから決めると安心です。
最初のセットで練習してきたからこそ、「何に困っているか」を言葉にできます。技術をつけてから、それをもっと発揮できるクラブを選ぶ。これがムダのない順番です。
初心者が選びやすいクラブの特徴
- ドライバーは、ヘッドが大きいもの:芯をはずしても曲がりにくい
- パターも、ヘッドが大きめのもの:よけいな動きが出にくく、まっすぐ転がしやすい
- 有名メーカーのもの:中古の数が多く、くらべながら選びやすい
- 最新モデルでなくてOK:ゴルフ雑誌のサイトでも、少し前のモデルを「今でも十分使える」として初心者セットに入れている
ウェッジは、溝のすり減りが見た目では分かりにくいので、状態がいい上のランクを選ぶと安心です。
こんな買い方は失敗しやすい
- 値段だけで選ぶ:安くても、グリップ交換や買い直しで、結局高くつくことがある
- 出どころの分からない、極端に安いものをネットで買う:状態が悪かったり、偽物だったりすることがある
- 最初から1本ずつこだわって、14本そろえる:まだ合う・合わないが分からないうちは、使わないクラブや合わないクラブが出てきやすい
まとめ
- 最初は、ひととおりそろった中古のセットでOK。7本くらい(ハーフセット)で十分
- はじめは合う・合わないが分からないので、同じクラブで技術を身につける
- 買う前は、グリップ・フェース・シャフトの3か所をチェック。ソールの傷は気にしすぎなくてOK
- 状態のランクはお店ごとに基準がちがう。ランクだけで決めない
- 合わないクラブが分かったら、お店で「クセ・困りごと・理想」を伝えて買い足す
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